京都の一大観光地 清水寺とその周辺の桜を紹介します。清水寺の境内はもちろんですが、そこに至るまでの参道も美しい町並みで、観光地になっています。

 

今回は、

産寧坂、清水寺、八角の塔

の順に紹介します。

 

街並みや寺院と、満開の桜が織りなす景色がなんとも美しいです。


産寧坂

清水寺に向かう参道の一つが、三年坂もしくは産寧(さんねい)坂です。石畳の急な坂道で、両脇には古い建物の飲食店やお土産屋さんが立ち並び、京都の風情を感じられる参道です。

狭い石階段の頭上に枝垂桜が咲いている場所があり、一番の撮影スポットになっています。両側には木造の古い建物が並んでいて、昔ながらの風景を楽しめます。

早朝は人が少ないので撮影のチャンスです。まっすぐな階段が長く続くので、転ばないように注意してください。階段を上った先に清水寺があります。

清水寺

春は清水寺が一番おすすめです。音羽山の中腹に建てられた広大なお寺で、はるか昔の778年に開創されました。

電車では京阪清水五条から30分、バスでは五条坂から10分ほど坂道を歩きます。八つ橋のお店が多く立ち並ぶ清水坂や、先ほど紹介した産寧坂など、参道自体が京都を感じられる観光地になっています。

華やかな朱色を基調とした門や塔は遠くからでも目立ち、満開の桜も相まってとてもきれいな光景です。広い敷地のいたるところに桜が配置されていて、全く飽きることがありません。

境内は高低差のある地形なので、上から桜を楽しむことができます。清水の舞台からは京都市内を一望することができます。

シーズン中にはお茶屋さんも出るようなので、椅子に座ってゆっくり楽しむのもいいですね。

夜の清水寺にも行ってみました。門の外から、ライトで照らされた朱色塔を見ることができます。神聖な光景です。

八角の塔

清水寺までの参道の一つ、五条通には法然寺の八角の塔があります。周囲は古い町並みで、木造の家と淡い灯りがいい雰囲気です。道の向こうには、暗闇の中でほんのり照らされた五重塔が見えます。江戸時代にタイムスリップしたような風景です。

八角の塔は近くで見ると想像以上に大きく、重々しい雰囲気です。はかなくて美しい京都の街並みです。