岩国市は山口県ですが、広島県に隣接するということで、このコーナーで紹介します。

ロープウェー


岩国城は山の上にあるので、ロープウェーで登りましょう。

ロープウェー近くには駐車場がありますが、休日には満車になることが多いので、近くの駐車場を利用しましょう。私は、臨時の無料駐車場に運よく停められました。

臨時駐車場からは、徒歩五分程度でロープウェー乗り場に着きます。やっぱり車で満車ですね。白い建物がロープウェー乗り場です。チケットを買って、階段を上って乗り場に向かいます。

せっかくなので、錦帯橋と岩国城がセットになっているチケットを買いました。少しお得になります。

ロープウェーは15分間隔ぐらいで運行しています。

ロープウェーが出発し、山の上の方まで登ります。かなりの高さです。前面ガラス張りなので、下の様子がよく見えます。

岩国の街と、海に向かって流れる錦川、そしてそこにかかる錦帯橋がよく見えます。

到着しました。結構な標高ですね。高所恐怖症の人には怖いかもしれませんが、これだけで結構楽しめました。

岩国城


岩国城はまだ上の方なので、ここから山道を進みます。

道は何本かあって、険し山道と、舗装された緩やかな道路があります。緩やかな方で行きました。軽く登山です。

20分ほど歩いたでしょうか?ようやく、岩国城が見えてきました。立派な石垣の上に建っています。

では、中に入ってみましょう。一階では、甲冑や刀、昔の文書などが保存されています。

木でできた、錦帯橋の精巧な模型もありました。大きな曲線が美しいですね。これから渡ると思うとワクワクします。

天守まで登ることができます。200mの山上に建っているので、その眺望は抜群です。町が一望できます。

店主には展望台が設置されているので、遠くまで観察できます。肉眼でも十分見えますね。

城の左右からも眼下の景色が見えます。

遠くを見れば、錦川が蛇行しながら海に流れ込んでいる様子も見えますね。

素晴らしい眺望でした。これから地上に降りて、錦帯橋を目指します。

錦帯橋


錦川にかかる全長193mにも及ぶ、木造の強大な5連アーチ橋です。江戸時代から洪水で何度も流され、そのたびに改良がくわえられて今の独創的な形になりました。見た目も美しく、技術的にも文化的にも貴重な建築物です。

岩国城側から吉香公園を通って向かうと、橋の周辺には飲食店が広がっています。岩国名物のレンコン麺や、岩国寿司、ものすごい種類のソフトクリームなどが食べられます。

では、錦帯橋を渡ってみましょう。橋の付け根のところで通行料金を払います。私は岩国城とのセットのチケットで、この件があれば一日何往復もできます。

橋は5つのアーチが連なった形をしていて、はじめのアーチは緩く反り返った形状です。木の板が敷き詰められて緩やかな坂道です。

2~4つ目のアーチは、かなり曲がりが激しくなります。床も階段状になっています。アーチの手ペンはなかなかの高さです。歩くのも結構疲れます。

ようやく半分まで来ました。振り返ってみると、ロープウェーと岩国城がはっきりと見えます。川の流れもきれいです。

錦帯橋から 岩国城とロープウェー

ようやく渡り切りました。対岸は河原に降りることができて、錦帯橋をしたから見ることができます。木材が複雑に組み合わされた様子がよく見えます。日本の建築技術の結晶です。

吉香公園


岩国城と錦帯橋の間のエリアは、昔は岩国藩主の吉川家の敷地でしたが、今は吉香公園という緑豊かな公園になっています。

今の時期はちょうど紅葉のシーズンで、いちょうやもみじが色づき、鮮やかな黄色や赤色が園内によく見られました。

吉香公園 紅葉

巨大な噴水もあります。すぐ近くで見えるので、子供たちが大はしゃぎしていました。風向きによっては水しぶきが散ってくるので注意しましょう。

吉香公園のすぐそばには、吉川家を祭る吉香神社があります。こちらも美しい紅葉を見れる場所です。

園内にはシロヘビの館という、シロヘビ専門の施設があります。

真っ白な体に、ルビーのように光る眼が特徴のシロヘビは、アオダイショウの突然変異ですが、なぜか昔から岩国に多く生息しています。

そんなシロヘビがたくさん展示され、シロヘビと岩国の人々の歴史や、シロヘビの生態などを展示した施設になります。蛇が人が苦手な人にはしんどいかもしれませんが、白く美しい姿は神々しくも感じられます。