大鳴門橋について


徳島の鳴門と淡路島の間の海域では、世界最大級の渦潮が発生します。その頭上に架かるのが、大鳴門橋です。 巨大な建築物もさることながら、その眼下に見える鳴門の渦潮は壮大です。

四国側の橋の付け根は鳴門公園と呼ばれ、複数の施設があります。車で観光に来る際は、鳴門公園の有料駐車場(¥500)に停めましょう。

大鳴門橋架橋記念館 エディ


駐車場から橋に向かって少し歩くと、大鳴門橋架橋記念館 エディという施設があります。どうして渦ができるのか?や、どのようにして大鳴門橋が作られたかが解説されており、大人が見ても面白い展示でした。

その施設の屋上からは、橋を一望することができます。雲一つない青空と、渦巻く海の濃紺に真っ白な橋梁がとてもきれいでした。 

大鳴門橋 大鳴門橋架橋記念館エディより

歩いて5分ぐらいのところにお茶園展望台という、見晴らしのいい場所があります。さっきとは違う角度から、橋と淡路島、渦潮の白波を見ることができ、きれいな景色でした。

渦の道


大鳴門橋の下段には、歩行者用通路の渦の道があり、歩きながら渦潮を見ることができます。 駐車場から坂道を10分ぐらい上ると渦の道の入り口があります。

入口に入るとさっそく、張り巡らされた鉄骨と、その隙間から海が見えます。写真の右側が通路です。渦に地下ずく遊覧船も見えますね。

渦の道 入口から

渦潮は、一日に二回、干潮時と満潮時に見ることができるため、事前に渦の道のサイトで確認しましょう。

この日は大潮でちょうど干潮の時間だったため、歩道の側面からは、大きく渦を巻いている様子が見えました。

渦の道 側面から

100mくらい歩くと、床が一部ガラス張りになった場所があり、眼下に渦潮が見えます。天気も良かったため、海の濃い青に白い渦がよく映えています。

更に300mほど進むと渦の道の最終地点となります。この場所は床面の半分近くがガラス張りです。ガラスの上に乗ることも可能で、まるで自分が宙に浮いているような感覚になります。


大鳴門橋を渡る(夕暮れ)


大鳴門橋は、車で対岸の淡路島に渡ることができます。

夕暮れ時の大鳴門橋はきれいです。 空が赤く色付く中、そびえたつ塔に灯りが灯され、その間をくぐる時の景色はなんとも神秘的です。